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「旅する気分で学ぶ中国語コラム」
~テキストだけではなかなか出会えない“生きた表現”を動画から丸っと習得~

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「旅する気分で学ぶ中国語コラム」
~テキストだけではなかなか出会えない“生きた表現”を動画から丸っと習得~
今回のコラム Vol.11(2026年9月1日公開)

旅する気分で学ぶ中国語コラム【第十一弾】
―中国旅行クリエイター・一騎さんとのコラボ連載―


第十一弾:圧巻の絶景夜景!「千と千尋の神隠し」を思わせる秘境・芙蓉鎮の魅力

皆さん、こんにちは!
今回のコラムを担当する、ハオ中国語アカデミーの千です。
今回の舞台の見どころといえば、なんと言っても滝の上に広がる幻想的な古鎮・芙蓉鎮の絶景と、夜に浮かび上がる『千と千尋の神隠し』のような美しい世界観!
大自然と歴史が織りなす圧巻の景色はもちろん、高速鉄道の車体広告で見かける最新家電の豆知識から、地元のレストランで味わうトゥチャ族の伝統グルメまで、旅がもっと楽しくなる中国語表現をたっぷり集めました。
絶景を体感する旅をイメージしながら、現地でそのまま使える実用的なフレーズや文化のポイントを一緒に学んでいきましょう!日頃のレッスンや中国旅行の会話を広げるヒントにしてみてくださいね。

【動画を見る前にチャレンジ!中国語&文化クイズ】
動画を見る前に、3のクイズに挑戦してみましょう!
答えは動画の中に出てきます。
Q1. 動画に登場する料理名や文化で見かける「土家(Tǔjiā)」とは、どのような意味でしょうか?
Q2. ホテルやレストランでよく見かける「ビュッフェ・バイキング」は、中国語で何と言うでしょうか?
Q3. 湖南省(Húnán shěng)を漢字一文字で表す際、古くから使われている略称は何でしょうか?
Q4. 中国の高速鉄道(新幹線)には、日本の「のぞみ」「ひかり」のように車両や列車ごとに固有の愛称や名前が付いているでしょうか?

🎥 今回のレッスン動画
【芙蓉鎮】中国の秘境にある千と千尋の神隠しの世界。この夜景はヤバすぎる!!|週末中国:張家界編①(武陵源/天門山/芙蓉鎮)




【場面1】4:16〜/チケット代と営業時間の確認



車内で一騎さんがドライバーさんに、芙蓉鎮のチケット代や夜景について話しかけている場面です。
一騎さんの質問はどれも短くシンプルですが、旅先や日常会話でそのまま使える便利なフレーズばかりです。さっそく会話を見てみましょう!

一骑:98块钱一张?
Yīqí:Jiǔshíbā kuài qián yì zhāng?
一騎:1枚98元ですか?

司机:嗯。
Sījī:Èn.
ドライバー:そうだよ。

一骑:晚上好看吗?
Yīqí:Wǎnshang hǎokàn ma?
一騎:夜は見ごたえありますか?

司机:好看。
Sījī:Hǎokàn.
ドライバー:綺麗だよ。

一骑:每天开吗?
Yīqí:Měitiān kāi ma?
一騎:毎日営業していますか?

司机:每天。
Sījī:Měitiān.
ドライバー:毎日だよ。

👉会話に出てきた「 kāi」は、「开门 kāi mén/開店する・開門する」の「」を省いた略語です。
お店や観光スポットに対して「」を使うだけで、「開いている」「営業している」という意味になります。
旅先や日常会話で手軽に使える便利な表現です。

💡レッスンで使える!実践中国語

学校几点开门?
Xuéxiào jǐ diǎn kāi mén?
(学校は何時に開きますか?)

周末也开吗?
Zhōumò yě kāi ma?
(土日も営業していますか?)

【場面2】6:20〜/街で見かける看板の中国語



芙蓉鎮への高速鉄道を待つ間、一騎さんが駅前を歩いていると、さまざまなお店の看板が目に飛び込んできます。
旅先でよく見かける単語ばかりなので、意味を知っておくと街歩きがぐっと楽しくなりますよ!

柔柔超市
Róuróu chāoshì
(ロゥロゥ・スーパー)
👉「柔柔」はお店の名前です「超市」は「超级市场 Chāojí shìchǎng スーパーマーケット」の略です。

食遍天 餐厅
Shí biàn tiān cāntīng
(食遍天 レストラン)
👉「餐厅」はレストランや食堂を指します。「食遍天」はお店の名前です。

土特产
Tǔtèchǎn
(特産品・お土産)
👉その土地ならではの「特産品・名物お土産」を指し、お土産屋さんを探すときの目印になります。

街中では「特产」のほかに「土特产」という表記もよく見かけます。

特产(tèchǎn):食品はもちろん、シルクや銀飾品といった工芸品まで広く含む特産品全般を指す表現。(例:鳳凰古城の銀飾品、景徳鎮の磁器など)
土特产(tǔtèchǎn):農産物・干物・ローカルフードなど、郷土色のある食べ物や山の幸に偏して使われる親しみやすい表現。(例:ドライフルーツ、山菜、自家製ハムなど)。

烟酒
ān jiǔ
(タバコ・お酒)
👉商店や個人商店の看板によく書かれている定番の取り扱い商品表示です。

饮料
Yǐnliào
(飲料・飲み物)
👉ペットボトルや缶ジュースなどの飲み物全般を指します。

行李寄存
Xíngli jìcún
(手荷物預かり)
👉「行李寄存」は第6弾でも出てきた通り、旅行中とても大事な単語です!詳しい説明は第6弾のコラムをご覧ください。

土家三下锅
Tǔjiā sānxiàguō
(トゥチャ族名物・三下鍋)
👉張家界芙蓉鎮エリアの先住民族「土家族」の伝統的な名物鍋料理です。お肉や野菜をスパイシーに炒め煮にしたもので、ご当地グルメを楽しみたいときにぴったりです。

自助餐
Zìzhùcān
(ビュッフェ・バイキング)
👉「自助」はセルフサービスという意味で、一定金額を支払って、自分で好きな料理を好きなだけ取って食べるスタイルを指します。

火锅
Huǒguō
(火鍋)
👉スープに具材を入れて煮込んで食べる中国の代表的な鍋料理です。

炒菜
Chǎocài
(一品料理・炒め物)
👉中華鍋で炒めた一品料理全般を指します。大衆食堂などの看板でもよく見かける表現です。

【場面3】動画6:59〜/高速鉄道(新幹線)の車体広告



高速鉄道の車体には、広告が描かれていることがあります。移動中も車体をチェックしてみると面白い発見がありますよ!

美大集成灶 一秒吸油烟
Měidà jíchéngzào yì miǎo xī yóuyān
(美大の一体型コンロ、1秒で油煙を吸引)

美大
Měidà
中国の家電ブランドの名前です。

集成灶
jíchéngzào
レンジフード(換気扇)とコンロ、消毒保管庫やオーブンなどがひとつにまとまった「一体型システムコンロ」のことです。

一秒吸油烟
yì miǎo xī yóuyān
強力な吸引力で「1秒で油煙を吸い取る」というキャッチコピーです。



📝【豆知識:中国の最新キッチン事情「集成灶」とは?】
中国の一般家庭では、従来「油烟机 yóuyānjī/レンジフード」と「灶台 zàotái/コンロ台」を別々に設置するのが主流でした。
しかし、中華料理は油を多く使い火力が強いため、煙が上に立ち上る前に直接強力に吸い出す新タイプの商品として開発されたのが、この「集成灶 jíchéngzào」です。
コンロ・換気扇・オーブンなどが省スペースで1台にまとまっているため、近年中国の新築住宅やリフォームで非常に人気の高い最新トレンド家電となっています。

💡使える!実践中国語
我家没有集成灶,只有油烟机和灶台。
Wǒ jiā méiyǒu jíchéngzào, zhǐyǒu yóuyānjī hé zàotái.
(うちには一体型コンロはなくて、換気扇とコンロ台しかありません。)

📝【知って得する!豆知識:中国の高速鉄道「和谐号」と「复兴号」】



今回動画に映っている車両の車体には「和谐号 Héxié hào」と書かれています。
中国の高速鉄道は全国260以上の都市を結び、31の省に通じていますが、大きく分けて「和谐号」と「复兴号」の2種類があります。

和谐号
Héxié hào
海外の先進技術を取り入れて改良・開発された車両です。
車体外側に企業広告を掲載することができるため、今回のように家電などの広告が貼られた車両を見ることができます。

复兴号
Fùxīng hào
中国が完全独自開発した完全国産の最新型車両です。
座席がより広く、全席Wi-Fi完備で乗り心地が良いのが特徴ですが、車体外側への広告掲載は禁止されています。

ちなみに、「和谐号」と「复兴号」は走る地域で分けられているわけではなく、同じ路線・同じ区間を両方の列車が走っていて、乗車料金も同じです。
乗る機会があれば、車体広告の有無や車内の違いにぜひ注目してみてくださいね!

【場面4】動画15:26〜/地元のレストランで味わう郷土料理



一騎さんが訪れたのは「俊芳湘菜馆 Jùnfāng Xiāngcàiguǎn」というレストラン。
看板には「土家风味 Tǔjiā fēngwèi(トゥチャ族の味覚・郷土料理)」の文字が見られます。

湘菜 Xiāngcàiは湖南料理のことで、中国八大料理の一つ。
湖南省の略称「」からそう呼ばれています。
痺れる辛さ(麻辣 málà)で有名な四川料理に対して、湖南料理は唐辛子をたっぷり効かせた酸っぱ辛い(酸辣 suānlà)や香ばしく辛い(香辣 xiānglà)など、パンチのある鮮烈な辛さが魅力です。
せっかくなので、街歩きやメニュー選びで役立つ「食にまつわる中国語」もあわせてチェックしておきましょう!

👉「〇〇料理」:地域名(または省の略称) +  cài
中国語で「〇〇料理」と言うときは、地域名や省の略称に「」を組み合わせます。
中華料理を代表する8つの地域名物「八大菜系(中国八大料理)」も、すべてこの形で呼ばれています。

湘菜 xiāng cài:湖南料理(湖南省の略称「」)
川菜 chuān cài:四川料理(四川省の略称「」)
粤菜 yuè cài:広東料理(広東省の略称「」)
鲁菜 lǔ cài:山東料理(山東省の略称「」)
苏菜 sū cài:江蘇料理(江蘇省の略称「」)
浙菜 zhè cài:浙江料理(浙江省の略称「」)
闽菜 mǐn cài:福建料理(福建省の略称「
徽菜 huī cài:安徽料理(安徽省の略称「」)

👉「〇〇料理店」と呼びたいときは?
「〇〇菜」の後ろに「 guǎn」をつければOK!街の看板や出前アプリでもおなじみの表現です。

湘菜馆 xiāng cài guǎn:湖南料理店(一騎さんが行った「俊芳湘菜馆」もこれですね!)
川菜馆 chuān cài guǎn:四川料理店

👉「〇〇味・〇〇風」:地域や特徴 + 风味 fēng wèi
「〇〇風の味わい」「郷土ならではの風味」を表すのが「风味」です。
看板や商品のパッケージでよく目にします。

土家风味 tǔ jiā fēng wèi:トゥチャ族風の味付け(看板に出てきた表現です!)
意大利风味 yì dà lì fēng wèi:イタリア風・イタリアンフレーバー

👉使える!実践中国語
和川菜的麻辣相比,我更喜欢湘菜的酸辣。
Hé Chuāncài de málà xiāngbǐ, wǒ gèng xǐhuan Xiāngcài de suānlà.
(四川料理の痺れる辛さに比べると、私は湖南料理の酸味のある辛さの方が好きです。)



動画の中で一騎さんが美味しそうにパクパクと味わっていたものの、具体的に料理名を言っていなかったあの料理の中国語はこちらです!

土家酸肉(湘西酸肉)
Tǔjiā suānròu (Xiāngxī suānròu)
(トゥチャ族風サンロー/湘西風酸味豚肉炒め)

ちなみに「酸肉」は、豚肉に塩やトウモロコシの粉などをまぶしてツボ(かめ)に仕込み、発酵させた伝統的な保存食(漬け肉)です。
」という漢字が入っていますが、お酢を使っているわけではなく、発酵によって生まれる深い旨味が特徴です。

🐼一騎さんから一言:
映画「アバター」に登場する「天空に浮かぶ山々」。そのモデルになったとされるのが、湖南省の张家界(Zhāngjiājiè /ちょうかかい)にある武陵源(Wǔlíngyuánぶりょうげん)です。本当にこんな場所が存在するのかと圧倒される大自然が広がっていて、行きたいと思っている方も多いのではないでしょうか? 武陵源に行きたい方に絶対に覚えておいてほしいのが、実は、張家界とその周辺には他にも素晴らしい自然系・文化系の場所がいっぱい集まっているということです。その一つで特におすすめなのが、今回の動画に登場する芙蓉镇 (Fúróngzhèn/ふようちん)です。散策に半日もかからないようなトゥチャ族の小さな集落ですが、滝を囲むように築かれた町に浮かび上がる幻想的な夜景が本当に美しいです。張家界から高速鉄道と車で1時間かからないので、一緒に訪れることがとてもおすすめです。古い町並みと夜景の美しさで有名な場所として、凤凰古城(Fènghuáng Gǔchéngほうおうこじょう)という場所もあります。こちらも張家界から1時間半ほどで行ける距離にあるので、どちらに行ってみたいかぜひ悩んでみてください笑(鳳凰古城は中国で最も美しい古城と言われることもあり実際かなり美しいですが、個人的には芙蓉鎮の方が好きでした。)。 最後に一言、高速鉄道の「复兴号」という名前について。日本で中国と結びつけて使われる言葉といえば「台頭」が多いですが、中国にいると、「復興」という言葉を見ることが多いです。これはどのような背景なのか。考えてみるととても興味深いです。



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🖋 今回のコラム執筆:千先生 
プロフィール:

中国・吉林省出身。横浜国立大学大学院教育学研究科にて認知心理学を専攻。国際漢語教師協会が認定する「ICA国際漢語教師職業資格(上級)」や販売士2級を保持。新橋校マネージャーを務める傍ら、確かな学術的バックグラウンドと情熱あふれるレッスンで多くの受講生から厚い信頼を寄せられている。 大学院で修了した認知心理学の知見を活かし、一人ひとりに最適なアプローチで語学力を引き出す実力派。フレンドリーで親しみやすく、どんな相談にも真摯に向き合う姿勢が大好評です。 疑問点には理解できるまで根気強く丁寧に寄り添ってくれるため、初心者でも安心して受講できます。語学の習得にとどまらず、自身のバックグラウンドを活かした多様な中国文化の魅力にも触れられる楽しいレッスンが魅力。その温かく誠実な人柄で、多くの受講生から深く慕われています。

千先生からのメッセージ:
湖南省の絶景はずっと前から行ってみたいと思っていた場所ですが、なかなか機会がなく、まだ訪れることができていませんでした。今回、一騎さんの動画を拝見し、その美しい景色はもちろん、現地への行き方まで詳しく紹介されていて、たくさんの「事前学習」ができました。 特に動画に登場する芙蓉鎮の絶景や、夜にライトアップされた街並みには、「太美了! tài měi le!(綺麗!)」「太壮观了! Tài zhuàngguān le!(圧巻!)」という言葉が思わず何度も出てしまったほどです。まるで『千と千尋の神隠し』のような幻想的な世界観で、人はまさにこのような絶景を求めて旅に出るのだなと感じました。 私自身、中国の少数民族である朝鮮族ということもあり、動画に出てくる地元の少数民族文化や料理にもとても親しみを感じ、ワクワクしながら拝見しました。 移動方法からローカルグルメまで詳しく紹介されていて、中国旅行のリアルな参考になりますね。実は新橋校の生徒さんの中にも、一騎さんの動画を参考にして中国旅行を楽しまれた方がいらっしゃいます。 皆さんもぜひ動画とコラムを合わせてチェックして、旅する気分で楽しく中国語を学んでみてくださいね!
再见

◆ プロフィール:一騎(かずき)

日本人向けに中国旅行について発信するYouTubeチャンネル「一騎探検中」を運営。早稲田大学在学中に米国・レッドランズ大学、中国・北京大学へ留学(国際関係学や平和学を専攻)。バックパッカーとして世界20数カ国を巡り、国連開発計画(UNDP)でのインターンやタイの国際NGOでの選挙監視活動にも従事するなど、国際協力の現場で多様な経験を積む。その中で、とりわけ中国の奥深い魅力に惹かれるとともに、日中間の持続可能な平和の構築に熱意を抱き、北京大学大学院にて中国学修士(政治・国際関係専攻)を取得。現在は国内で勤務するかたわら、プライベートにおいては、「中国旅をもっと身近に、中国旅でもっと平和に」を信念に、中国旅行の情報を各種SNSで発信している。これまでに中国24省70都市以上、36の世界遺産を走破。美しい映像と実用的な情報で支持を集め、SNS総フォロワー数は15万人に達する。


●各種SNS(合計約15万フォロワー) ※2026年3月時点
・YouTube(2.8万フォロワー):https://www.youtube.com/c/MiddleKingdomAdventure
・bilibili(12.7万フォロワー):https://space.bilibili.com/3546692691429389
・Instagram(2,200フォロワー):https://instagram.com/middle.kingdom.adventure
・X(2,000フォロワー):https://x.com/kingdom_middle
・Website:https://middle-kingdom.com


※動画内の中国語に関する注意点:
動画内の中国語字幕やテロップはAIを用いて機械翻訳されており、不正確な翻訳が含まれる可能性もありますのでご注意ください。特に、中国語学習の参考にする際は、必要に応じてネイティブの講師等にご確認ください。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。